僕はもう彼女はあきらめた。だけど童貞も生きている。

30代後半になっても、僕には彼女がいません。彼女ができたことがありません。そんなことでめちゃくちゃ悩みました。責めました。自分の存在を批判ばかりしていました。毎日死にたいとも思っていました。だけど死ぬ勇気がないことに気付いた時、生きるしかないことを知りました。だから彼女がいないならいないでいいと思えるようになりました。そう思った瞬間、心が軽くなったのです。かといってコンプレックスがなくなったわけでもありません。そんな人間の日常を笑ってくれたら、と思います。

僕を許す。

ゆるす: 読むだけで心が晴れる仏教法話

僕は僕を許すということ。

僕はそれでいいと思っている。

童貞だっていい。

僕はそれでいいと思っている。

童貞だって生きているし。

童貞だってやればできる。

何をやればいいのかはわからないけど。

別に人として最悪な存在ではないし。

誰にも迷惑はかけていない。

僕は僕を許す。

僕は僕を許す。

 

でもそこからじゃないかな。

自分を少しずつ変えていくのは。

ゆるすということ (サンマーク文庫)